農業バイトの「トイレがきつい」問題を女性が解説！住み込み体験談と対策法

農業バイトをやってみたいけど、「トイレ事情が心配」って思ったことありませんか？

私も住み込みで農業バイトを何度か経験してきて、正直このトイレ問題は本当に深刻だと感じています。特に女性にとっては、想像以上にきつい現実があるんです。

今回は、実体験を交えてトイレ事情ってどうなっているの？！という話をしていきたいと思います。

【体験談】住み込み農業バイトで直面したトイレの現実

農業バイトでトイレが問題になる理由は簡単で、畑や田んぼには基本的にトイレがないからです。

建設現場なら仮設トイレの設置が義務付けられているのに、農業現場にはそういった決まりがありません。つまり、トイレ環境の整備は完全に農家さん次第ということになります。

私が住み込みで働いた経験を振り返ってみると、トイレ環境によって作業の快適さが全然違っていました。水分補給を我慢してしまったり、お腹の調子が悪い日は本当に困ったりと、思った以上に大変な思いをしたことも多々あります。

ハウス栽培は問題なし！施設型農園での体験

施設型の農園で働いた時は、快適でした。ハウスから事務所まで歩いて2-3分の距離にトイレがあって、いつでも気軽に行けるからです。

また、作業自体も個人個人にまかされていました。「このエリアは私が収穫しますね」みたいな感じになっていたので、休憩時間以外でも「ちょっとトイレ行ってきます」って言いやすい雰囲気もありました。

この時は水分補給も気にせずできたし、生理の時も安心して働けました。やっぱりトイレが近くにあるって、こんなに精神的に楽なんだなって実感しましたね。作業効率も上がるし、体調管理もしやすくて一石二鳥でした。

だだっぴろい畑では基本的に我慢！の緊張感

一方で、広大な露地栽培の現場では本当に大変でした。トイレまで車で片道15分かかるような場所で、「トイレに行きたい」なんてとても言い出せる雰囲気じゃありませんでした。結果的に、水分を控えめにして我慢するしかない状況に。

夏場の作業では熱中症のリスクもあるのに、トイレを気にして水を飲むのを躊躇してしまうんですがこれって本当に危険ですよね。実際に体調を崩しそうになったことも何度かありました。

実際、夏になると熱中症で倒れてしまう高齢者が多いですが、これが問題でしょうね。トイレに行けない→水分摂取をおさえる→脱水してしまう。という。

心理面でも、「あ、お腹壊すかもしれない」と思ったら本当に壊します。なので、なるべくトイレのことは考えず、黙々と作業することに徹していました。カフェインなど利尿作用を促進するもの摂取しないよ！！！

女性特有の悩みでもある生理時はどうするの？

女性にとって一番辛いのが生理の時です。高齢の男性農家さんが多いので、なかなか相談しづらいんですよね。量が多い日なんかは、本当に憂鬱でした。

私が実際に使っていた対策グッズは、タンポンと夜用ナプキンの併用でした。基本的に午前中が終わるまではトイレに行けないのでこればかりは仕方がないなぁ。という感じでしたが…他のひとがどういう風に対処しているのかは謎です。

失敗しない農業バイトの選び方

これまでの体験談を踏まえて、トイレ問題で困らない農業バイトの選び方にはずばり、「何を育てているか」が大事なのでは？！！と思いました。

応募前の確認ポイントと、安心して働ける農家さんの特徴を知っておけば、失敗するリスクをぐっと減らせますよ。ちょっとした質問の仕方や見極めのコツを覚えて、自分に合った職場を見つけましょう。

農業バイトに応募前の必須確認事項

農業バイトを選ぶ時に一番大事なのは、応募前にトイレ環境について確認することです。「作業現場にはトイレはありますか？」って直接聞くのは少し気が引けるかもしれませんが、働く上で重要な条件なので遠慮する必要はありません。

私がよく使っている質問の仕方は「作業中に休憩できる施設はありますか？」という聞き方です。この質問だと、トイレだけじゃなく休憩所の有無も分かるし、相手も答えやすいんですよね。

安心して働ける農家の見分け方

女性が安心して働ける農家さんには、いくつかの共通点があります。まず「女性活躍中」「女性スタッフ在籍」という記載がある求人は、女性の働きやすさを意識してくれている可能性が高いです。

住み込みの場合は、居住環境の詳細も必ず確認してください。個別トイレがあるか、共同の場合は男女別になっているかなど、具体的に聞いておくことが大切です。

ちょっと気が引けるな…という場合には、たとえばあ低用量ピルを処方してもらって生理周期を一定にしておくとか、ちょっとした工夫で不安を解消することもできます。

【まとめ】農業バイトのトイレ問題は事前確認で解決！

農業バイトのトイレ問題は、事前にしっかり確認しておけば十分対策できます。遠慮せずに質問して、自分が安心して働ける環境を選ぶことが一番大切です。

トイレ環境が整っていない農場もまだまだ多いのが現実ですが、女性の働きやすさを考えてくれる農家さんも確実に増えています。トイレ問題を理由に農業バイトを諦める必要はありません。しっかりと下調べをして、自分に合った職場を見つけてくださいね。